N氏の背骨 アフォリズムの肋骨

旧負けるな女子高生!
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五分間、私に与えられた五分間だった。

 動物病院に猫を連れて行って待合室にて読み始めた。
 
またしても外で泣くところだったぜ…あぶねぇあぶねぇ

綿の国星とかでもそうなんだけど、大島さんの言葉の選び方ってとっても心に残るし、猫の描き方が愛情たっぷりで切ない。
野良猫(ブチ猫だったっけな?)とチビ猫が一緒に寝るシーンで
その晩 あたしは生まれてはじめて猫と眠った

 猫の脈拍は人間の倍以上もはやかった

 猫の心音を聞き人間の心音を思うと

 その早さの分だけあたしは悲しかった

 なぜだか とても 悲しかった」

ってモノローグがあるんだけど、ずーーと胸に残ってる。

普通の恋愛ものでもなんだか言葉が繊細できれい。詩的っていうのかな。

で、まぁ本作はエッセイ。
これの基本的な話は飼い猫ぐーぐー(途中から拾い猫びーも)との生活で、猫と生活するなかでの癒しと発見なんだけど

最初らへんは故飼い猫サバの話がでてくる。
大島さんの漫画を読んでるとあとがき漫画とかでよくサバの話がでてた。
サバが「ごはん」という言葉を理解した瞬間とかサバが覚えているはずのないサバの家族猫たちの名前に反応したとかそんな事を読んでた記憶がある。

そのサバの死の話だったからとっても切なかった。

去年の初夏に私の家でも飼い猫を亡くした。
サバの死の状況がなんだか似てて、それに対する大島さんの後悔とか哀しみとか愛情が胸にせまって切なかった。
いや、作品の中では本当にアッサリと描かれてるんだけど
その分なんだかストレートに響いてしまった。

サバを喪った哀しみを大島さんはぐーぐーによって癒された。
ぐーぐーは本当に良い猫。気の良い猫。
大島さんにぐーぐーがいてよかったなぁ。

動物との生活は楽しくって癒されて和やかで切ない。

ウチの猫は枕にしても起こらないおっとり猫たちなんだけど、そうして猫の小さな体に触っていると不意に不思議な感覚を覚える。
こんなに小さくっても生きてるんだなぁとか、言葉も交わせないし形も大きさも全然違う種類の人間と猫なのに、こうして一緒にいられるんだなぁとか。

なんかそんな感じがこの作品全体から漂ってくる。

大島さんの作品全部揃えようかなー。
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